新星座巡礼・冬の星空⑨ アルゴ座
とも座、ほ座、りゅうこつ座はもともと、アルゴ座という一つの星座だった。アルゴというのは船の名前で、ともは船尾、ほは帆、りゅうこつは竜骨(キール)と、いずれも船の一部分に当たる。北海道ではとも座が見えるくらいで、ほ座やりゅうこつ座はほとんど見られない。しかし、南半球ではアルゴ座は非常に目立つ星座で、シリウスに次いで明るい1等星カノープスやニセ十字、イータカリーナ星雲などのみどころがたくさんある。また、その先の天の川には、正真正銘の南十字星が輝いている。ぼくはまだ南天の星空を見たことがないが、いつかは見てみたいもんだ。
2019年1月4日撮影 キャノンEOS60Da+シグマ対角線魚眼レンズ15㎜、露出180秒
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