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2019年1月

2019年1月31日 (木)

本郷台地㉑

 団子坂にもほど近い千駄木の須藤公園は、本郷台地の崖を利用してつくられた庭園だ。公園内には高さ10mの滝があり、台地から染み出した水?が池に流れ込んでいる。

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2019年1月30日 (水)

2019年2月の星空

 1年で最も寒い時期だが、昼の時間は日々ちょっとずつ長くなっている。月は5日新月、13日上弦、20日満月、26日下弦だ。27日には水星が東方最大離角となり、夕方の西空で輝いている。ただし、高度が低いので、慣れていないと探すのはけっこう難しい。金星は明けの明星として日の出前の南東の空で堂々と輝いている。これだけ明るいと、実は昼間でも見えるのだが、目印がないとさすがに見つけるのは難しい。しかし、1日には月齢26の細い月が近くにあるので、これを目印にすれば見つけられるかもしれない。双眼鏡があると楽に見つけられるだろう。木星は金星からどんどん離れているが、日の出前の南東の空で明るく輝いている。ベテルギウスやシリウスが南中する前後、シリウスに次いで明るい1等星カノープスが南中する。東京での南中高度は2度くらいだが、南の方ならもうちょっと高く昇るので、運がよければ見ることができるかもしれない。北海道からはまったく見えないが。国立天文台HPより。

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2019年1月29日 (火)

オリオン座大星雲

 冬の王者オリオン座には、大星雲がある。オリオン座大星雲は若い散光星雲で、活発な星形成領域だ。肉眼でも見えるほどなので、写真写りも抜群にいい。中心にはトラペジウムという星団があり、望遠鏡による眼視でよく見える(写真ではつぶれてしまう)。オリオン座を写真撮影すると、全体が淡い星雲に包まれているのがわかる。かつてオリオン座全体が巨大な星形成領域で、星が誕生した後に残ったガスが広がったり、超新星爆発を起こした超新星残骸のガスが広がったりしているのかもしれない。
2019年1月3日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出180秒

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2019年1月28日 (月)

新星座巡礼・冬の星空⑨ アルゴ座

 とも座、ほ座、りゅうこつ座はもともと、アルゴ座という一つの星座だった。アルゴというのは船の名前で、ともは船尾、ほは帆、りゅうこつは竜骨(キール)と、いずれも船の一部分に当たる。北海道ではとも座が見えるくらいで、ほ座やりゅうこつ座はほとんど見られない。しかし、南半球ではアルゴ座は非常に目立つ星座で、シリウスに次いで明るい1等星カノープスやニセ十字、イータカリーナ星雲などのみどころがたくさんある。また、その先の天の川には、正真正銘の南十字星が輝いている。ぼくはまだ南天の星空を見たことがないが、いつかは見てみたいもんだ。
2019年1月4日撮影 キャノンEOS60Da+シグマ対角線魚眼レンズ15㎜、露出180秒

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2019年1月27日 (日)

新星座巡礼・冬の星空⑧ はと座

 うさぎ座の南にあるはと座は、北海道では高く昇ることがなく、水平線(地平線)すれすれにしか見えない。もともとはおおいぬ座で、16世紀末に作られた割と新しい星座だ。はと座μ星(ランナウェイ・スター)という5等星は、猛スピードでオリオン座から遠ざかっていて、もともとオリオン座にあったのがはじき飛ばされたと考えられている。
2019年1月2日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF24㎜、露出60秒、ケンコープロソフトンA使用

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2019年1月26日 (土)

新星座巡礼・冬の星空⑦ いっかくじゅう座

 いっかくじゅう座とは一角獣(ユニコーン)のことで、歴史がありそうだが、実は割と新しい星座だ。明るい星はないが、冬の天の川の中にあるため、星雲星団が多い。天文ファンに大人気なのはバラ星雲だが、バラ星雲は散光星雲と散開星団とが組み合わさった領域だ。また、いっかくじゅう座Xー1という3連星は、ブラックホールを含む可能性が高く、だとすれば地球に最も近いブラックホールということになるという。
2019年1月2日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF24㎜、露出60秒、ケンコープロソフトンA使用

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2019年1月25日 (金)

新星座巡礼・冬の星空⑥ こいぬ座

 オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウスとともに冬の大三角を形づくる1等星プロキオンは、こいぬ座にある。こいぬ座は、星座としては小さいが、歴史のある星座だ。プロキオンはシリウス同様連星で、暗い方のプロキオンBは白色矮星だが、プロキオンAも(宇宙の年齢に比べて)近いうちに赤色巨星を経て白色矮星になるだろうと考えられている。数億年も経てば、冬の大三角は消え、冬の星空もすっかり様変わりしてしまうかもしれない。
2019年1月2日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF24㎜、露出60秒、ケンコープロソフトンA使用

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2019年1月24日 (木)

新星座巡礼・冬の星空⑤ おおいぬ座

 おおいぬ座は全天一明るい1等星シリウスを擁し、オリオン座と同じくらい目立つ星座だ。シリウスは実は連星で、暗い方のシリウスBは白色矮星だ。これは、シリウスの運動に揺らぎがあることから明らかになった。もともとはシリウスBの方が質量が大きかったため、核融合反応が早く進行し、赤色巨星を経て白色矮星になったと考えられている。いずれはシリウスAも同じような運命をたどるんだろう。シリウスは人類の歴史上重要な星で、古代エジプトでは、シリウスを観測してナイル川の氾濫時期を予想し、1年が365日であることも知ったという。
2019年1月2日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF24㎜、露出60秒、ケンコープロソフトンA使用

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2019年1月23日 (水)

トレイン・ミッション

 66歳のリーアム・ニーソンがまたしても全力疾走させられる映画「トレイン・ミッション」は、最後まで息をもつかせぬアクション映画だ。元警官で保健会社に勤務するマイケル・マコーリー(ニーソン)は、ニューヨーク郊外から毎日電車で通勤している。ある日、マコーリーは突然会社をクビになるが、帰りの電車で目の前に現れた謎の女に、乗客の中からある人物を探し出せば10万ドルを払うと持ちかけられる。住宅ローンと子どもの学費のことで頭がいっぱいだったマコーリーは、危ない話だとはわかりつつ、ついつい前金に手をつけてしまう。ヒントは3つ、常連客ではない、終着駅で降りる、プリンと名乗る、だった。しょうがなくプリンを探し始めるマコーリーだが、妻と子が人質に取られたことがわかり、犠牲者も出て、どうにも逃げることができなくなる。事件の背後には、巨大な陰謀が隠されていた。前半は小市民のマコーリーが、最後は英雄的行動によって陰謀を暴き、乗客を救うことで、観る方もスカッとする映画だ。

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2019年1月22日 (火)

日本の歴史⑪ 天下一統

 集英社版「日本の歴史」シリーズ第11巻「天下一統」は、織田信長、豊臣秀吉、そして徳川家康の3人が天下統一のドラマを演じる時代が舞台だ。1534年、現在の名古屋市で生まれた信長は、若い頃は「うつけ者」と呼ばれたが、とにかく強烈な個性を持った人物だった。尾張を代表する武将となりつつあった織田信秀の子として生まれたが、信秀死後家督争いに巻き込まれるなど、常に戦いの中にいた。1537年、やはり現在の名古屋市で生まれた秀吉は、姓も定かではない、百姓の子だったという。しかし、機転がよくきく少年だったようで、じきに信長に仕えるようになる。1542年、岡崎城で松平竹千代として生まれた家康は、幼いときに織田信秀、後に今川義元の人質にされるなど、苦難の少年時代を過ごす。人質生活が終わり、岡崎城に帰ったのは、19歳のときだった。というわけで、三者三様の天下獲りのドラマが進んでいくわけだが、いずれもそれぞれの個性が遺憾なく発揮された人生だといっていいだろう。もちろん、現代なら決して許されない残虐行為による、多くの犠牲もあったが。また、3人を苦しめた脇役たちもなかなか興味深い。歴史を学ぶ者にとっては、まことに戦国時代というのは人材の宝庫だ。信長、秀吉、家康3人のドラマは、1582年に信長が49歳で、1598年に秀吉が62歳で、1616年に家康が75歳で死去して幕を閉じる。本巻は秀吉死去までを、そして第12巻「江戸開幕」は家康による天下一統のドラマのフィナーレを描く。

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2019年1月21日 (月)

そして誰もいなくなった

 「ミステリーの女王」として名高いイギリスの作家アガサ・クリスティーの傑作ミステリー「そして誰もいなくなった」は、謎の人物の招待で孤島の豪邸に集まった10人の男女が、童謡「10人の兵隊」の歌詞のとおりに次々と殺されていくという物語だ。これまでに何度も映像化されているが、2015年にイギリスBBCがリメイクした。年齢も職業も異なる8人の招待客と2人の召使いは、事情がわからないまま晩餐会に臨むが、ここで謎の声が彼らの過去の罪を告発する。彼ら全員が過去に人の命を奪う(あるいはそれに等しい)罪を犯していたのだ。1人また1人と殺されていくにつれ、追い詰められていく登場人物たち。最終的には全員が死に、事件は迷宮入りとなるのだが、BBC版では、原作とはちょっと異なる結末が用意されている。

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2019年1月20日 (日)

金星と木星

 1年で最も寒いこの時期、明け方の南東の空に金星と木星が明るく輝いている。東京での今日の日の出は6:47だが、金星は3:28、木星は3:46に東の空に昇ってくる。金星はマイナス4等級、木星はマイナス2等級なので、日の出が近づいて薄明が始まっても、しばらく見ることができる。金星は動きが速いので、木星との位置関係はどんどん変わっていく。最も接近するのは23日だ。国立天文台HPより。

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2019年1月19日 (土)

冬の天の川⑤

 とも座の南にあるりゅうこつ座は、シリウスに次いで明るい1等星カノープスなど明るい星が多い華やかな星座だが、北海道からは見ることはできない。北海道で見ることができる天の川は、このあたりまでだ。16世紀の大航海時代、ヨーロッパから南半球をめざした船乗りたちは、ヨーロッパからは見えない南天の星空を初めて目にすることになる。
2019年1月3日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF50㎜、露出180秒

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2019年1月18日 (金)

冬の天の川④

 いっかくじゅう座の隣、おおいぬ座ととも座には、わし星雲という赤い散光星雲に加え、散開星団M46とM47がある。わし星雲というのはいて座の隣、へび座にもあり、こちらはM16というメシエ天体だ。M46とM47とはすぐそばで並んでいるが、実際にはM46の方がずっと遠くにあるようだ。
2019年1月3日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF50㎜、露出180秒

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2019年1月17日 (木)

冬の天の川③

 ふたご座の隣、冬の大三角の中にあるいっかくじゅう座は、明るい星はないが、写真撮影するとなかなかにぎやかだ。有名なのは、天体写真ファンに大人気の赤い散光星雲、バラ星雲だ。また、M50という散開星団もある。バラ星雲の近くには、クリスマスツリー星団と呼ばれる散開星団を含む美しい領域もある。
2019年1月3日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF50㎜、露出180秒

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2019年1月16日 (水)

冬の天の川②

 ぎょしゃ座の隣、ふたご座には、M35という見応えのある散開星団がある。M35の近くには赤い散光星雲が散在しているが、その一つはサルの横顔に似ていて、モンキー星雲と呼ばれている。ところどころにある暗い部分は暗黒星雲だ。
2019年1月3日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF50㎜、露出180秒

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2019年1月15日 (火)

冬の天の川①

 冬の天の川を50㎜レンズで狙ってみた。まずはぎょしゃ座。ぎょしゃ座の中には赤い散光星雲があり、その形からまがたま星雲と呼ばれている。そのすぐ隣にあるのが、上から順にM38・M36・M37という3つの散開星団だ。いずれも地球から4000光年ちょっとの距離にあり、見かけだけでなく、空間的にも近い距離にある。
2019年1月3日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF50㎜、露出180秒

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2019年1月14日 (月)

うさぎ座の球状星団M79

 銀河系には150個ほどの球状星団があるが、そのほとんどは夏の星座にある。球状星団は銀河系を取り巻くように分布しているが、とりわけ中心部(太陽系から見ていて座など夏の星座の方向)に多く分布しているからだ。うさぎ座の球状星団M79は、冬の星座にある球状星団としては唯一のメシエ天体だ。M79を詳しく調べたところ、もともとは銀河系に属していたものではなく、おおいぬ座矮小銀河に属していることがわかった。おおいぬ座矮小銀河は、銀河系に最も近い矮小銀河で、いずれは銀河系に取り込まれるかもしれないと考えられている。
2019年1月3日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出180秒

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2019年1月13日 (日)

くじら座の渦巻銀河M77

 くじら座の渦巻銀河M77は、中心部が明るく輝くセイファート銀河と呼ばれる銀河だ。なぜ中心部が明るく輝くかというと、おそらくは中心部に大質量ブラックホールがあって、ここに物質が落ち込む際に莫大なエネルギーが放出されているからだ。M77は中心部に比べて腕が暗いため、小口径望遠鏡では渦巻きの様子はよくわからない。M77の近くにはNGC1055という渦巻銀河があるが、よく見るとほかにも小さな銀河がちらほら見える。これらのうちいくつかは銀河群を形成しているようだ。画面を横切る直線は人工衛星の軌跡だろうか。
2019年1月3日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出301秒

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2019年1月12日 (土)

うお座の渦巻銀河M74

 フランスの天文学者シャルル・メシエが作成した星雲・星団・銀河のカタログ メシエカタログには110の天体がリストアップされているが、その中で最も暗く見えにくいものの一つがうお座の渦巻銀河M74だ。大望遠鏡では渦巻きの様子がよくわかるフェイスオン銀河だが、小口径望遠鏡ではなんとか渦巻銀河であることがわかる程度だ。1枚撮りなので画像が粗いが、何枚か撮影してコンポジットするともうちょっときれいな写真になるだろう。
2019年1月3日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出301秒

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2019年1月11日 (金)

新星座巡礼・冬の星空④ うさぎ座

 うさぎ座はオリオン座の南にある小さな星座だ。最も明るい星は3等星だが、星座の形はたどりやすい。すぐ西にはおおいぬ座があり、猟犬に追いかけられるかわいそうなうさぎだ。うさぎ座には球状星団M79があるが、M79はもともとおおいぬ座矮小銀河に属していたという。おおいぬ座矮小銀河は、銀河系に最も近い矮小銀河かもしれないと考えられていて、いずれは銀河系に取り込まれるのかもしれない。銀河系の外に出ればその姿がよくわかるんだろうが。
2019年1月2日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF24㎜、露出60秒、ケンコープロソフトンA使用

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2019年1月10日 (木)

新星座巡礼・冬の星空③ エリダヌス座

 オリオンの左足にある1等星リゲルの近くからうねうねと南へ流れていくエリダヌス座は、川の名前からとっためずらしい星座だ。モデルとなった川はナイル川ともいわれている。エリダヌス座にはアケルナルという1等星があるが、日本からはほとんど見ることができない。そのアケルナルだが、ものすごい速さで自転しているため、遠心力で赤道方向につぶれた楕円形になっているという。エリダヌス座には銀河団があるが、その銀河団に属するNGC1300という銀河は、とても均整のとれた棒渦巻銀河だ。
2014年8月30日撮影 キャノンEOS60Da+シグマ対角線魚眼レンズ15㎜、露出60秒

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2019年1月 9日 (水)

新星座巡礼・冬の星空② ふたご座

 冬の天の川はオリオンの右肩をかすめるように流れているが、その天の川に足下を浸しているのがふたご座だ。ふたごの頭にあるのがカストルとポルックスという明るい星だが、ポルックスが1等星なのに対し、カストルは少し暗い2等星だ。外国では双子と見立てる例が多いが、日本では2つの目に見立てる例も多いようだ。カストルは実は多重星で、しかも6重連星というちょっとめずらしい多重星だ。足下にはM35というなかなかみごとな散開星団があり、天体写真撮影には格好のターゲットだ。
2019年1月2日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF24㎜、露出60秒、ケンコープロソフトンA使用

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2019年1月 8日 (火)

本郷台地⑳

 東京ドームのすぐそばの白山通りの交差点は、壱岐坂下交差点と呼ばれているが、ここから本郷通りに登る坂は新壱岐坂で、昔からの壱岐坂は新壱岐坂と斜めに交差する形になっている。新壱岐坂は関東大震災後、復興事業として整備された坂なので、壱岐坂を途中で分断するような形になったんだろう。このあたりは明暦の大火でも焼けているし、関東大震災でも大きな被害があったんだろう。

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2019年1月 7日 (月)

本郷台地⑲

 春日通りと白山通りの交差点に立つと、東も西も台地になっているのがわかる。東にあるのが本郷台地、西にあるのが小石川台地だが、台地に登る坂はかつて、東富坂と西富坂と呼ばれたそうだ。小石川台地と本郷台地の間にはさらに白山台地があるが、これらはどれも河川の浸食によって台地が削られ、独立した舌状の台地となったものだろう。「春日」という地名は、徳川幕府第3代将軍徳川家光の乳母 春日局の屋敷があったことから名付けられたが、春日局は明智光秀の重臣 斎藤利三の娘だ。現代から見ても、ちょっと異例な人事で、本能寺の変の黒幕として徳川家康の名前が挙がるのは、この影響もあるのかもしれない。

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2019年1月 6日 (日)

本郷台地⑱

 白山通りを離れ、白山下から白山上に向かうと、最初は緩やかな上り坂だが、白山上に近づくにつれ急坂になっていく。この坂は薬師坂と呼ばれているが、この坂をさらに登り、本郷通りと交差するあたりが最も標高の高い場所だ。近くにはあじさいで有名な白山神社があるほか、江戸時代に放火事件を起こした八百屋お七の墓もある。夏目漱石の「三四郎」で、三四郎が好意を寄せる女性と歩くのもこの坂だ。白山神社のある場所は本郷台地から舌状に伸びた台地になっているが、たぶん河川の浸食によってこのような地形になったんだろう。

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2019年1月 5日 (土)

ウィルタネン彗星

 ウィルタネン彗星は公転周期約5.4年の周期彗星だ。12月16日に地球に最接近し、いまは北斗七星の近くを移動している。長い尾が見えるわけではないが、写真撮影すると明らかにほかの星と違うことがわかる。彗星を撮影するのは久しぶりだ。
2019年1月3日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出180秒

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2019年1月 4日 (金)

冬の天の川と冬の大三角②

 冬の天の川を縦構図で撮影。ぎょしゃ座からふたご座、いっかくじゅう座、とも座へと流れる冬の天の川は、シリウスに次いで明るい1等星カノープスのあるりゅうこつ座を流れていくが、残念ながら北海道ではカノープスは見られない。
2019年1月4日撮影 キャノンEOS60Da+シグマ対角線魚眼レンズ15㎜、露出180秒

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2019年1月 3日 (木)

冬の天の川と冬の大三角①

 2019年最初の天体写真は、冬の天の川と冬の大三角。銀河系の中心方向はいて座にあり、オリオン座は反対方向になるが、太陽系が銀河系の渦状腕の一つであるオリオン腕に属しているため、冬の星空はけっこうにぎやかだ。この天の川の流れは南半球まで続き、そこでは南十字星やマゼラン銀河が花を添えている。
2019年1月2日撮影 キャノンEOS60Da+シグマ対角線魚眼レンズ15㎜、露出60秒

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2019年1月 2日 (水)

本郷台地⑰

 菊坂と本郷台地とを結ぶ坂の一つ本妙寺坂は、かつて本妙寺という寺があったことからその名がついたが、この寺は1657年に発生した明暦の大火の火元ともいわれている。明暦の大火は江戸の大半を焼いた大火災で、数万人が犠牲になったという。言い伝えによると、若くして亡くなった不幸な娘の振袖をお焚き上げの火の中に投げ込んだところ、燃え上がって次々と飛び火していったそうだ。その日は3ヶ月近くも降水がなく、非常に乾燥していたところに北西から強風が吹く天候だったということで、火はたちまち神田方面に燃え広がっていったという。さらに、小石川や麹町でも火災が発生、江戸城天守も焼失の憂き目にあった。

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2019年1月 1日 (火)

新星座巡礼・冬の星空① オリオン座

 オリオン座は冬の王者というにふさわしい。ベテルギウスとリゲルという2つの1等星とベラトリックスとサイフという2つの2等星がオリオンの堂々たる肉体を形作り、腰には3つの2等星(三つ星)が形作るベルトを締めている。オリオンのベルトには、肉眼でも容易に見えるオリオン座大星雲があり、そこではいまなお新しい星が次々と誕生している。とにかく目立つ星座だが、天文ファンにとっても興味深い天体がたくさんあり、写真撮影のターゲットとして最高の星座だ。三つ星の近くには馬頭星雲という暗黒星雲があるほか、M78(ウルトラマンの出身地!)という散光星雲もある。さらに、オリオン座全体が超新星残骸であるバーナードループという赤い星雲に取り囲まれている。ベテルギウスとリゲルは色も対照的で、特にベテルギウスはいつ超新星爆発を起こしてもおかしくないといわれている。
2018年9月12日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF24㎜、露出120秒、ケンコープロソフトンA使用

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