2019年2月の星空
1年で最も寒い時期だが、昼の時間は日々ちょっとずつ長くなっている。月は5日新月、13日上弦、20日満月、26日下弦だ。27日には水星が東方最大離角となり、夕方の西空で輝いている。ただし、高度が低いので、慣れていないと探すのはけっこう難しい。金星は明けの明星として日の出前の南東の空で堂々と輝いている。これだけ明るいと、実は昼間でも見えるのだが、目印がないとさすがに見つけるのは難しい。しかし、1日には月齢26の細い月が近くにあるので、これを目印にすれば見つけられるかもしれない。双眼鏡があると楽に見つけられるだろう。木星は金星からどんどん離れているが、日の出前の南東の空で明るく輝いている。ベテルギウスやシリウスが南中する前後、シリウスに次いで明るい1等星カノープスが南中する。東京での南中高度は2度くらいだが、南の方ならもうちょっと高く昇るので、運がよければ見ることができるかもしれない。北海道からはまったく見えないが。国立天文台HPより。
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