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2018年12月20日 (木)

カサンドラ・クロス

 テロリストより恐ろしいのは超大国、そういう声が出そうなのが、イギリス・イタリア制作の映画「カサンドラ・クロス」だ。ジュネーブにある国際保健機構(IHO)に、3人のテロリストが潜入する。アメリカはここで極秘裏に、危険なウイルスを研究していた。テロリストはアメリカの研究セクションの爆破に失敗、1人がウイルスに感染したまま逃走する。犯人がストックホルム行きの大陸横断鉄道に乗車したと見たアメリカ軍は、マッケンジー大佐(バート・ランカスター)に事態収拾を指示、大佐は、偶然列車に同乗した著名な医師チェンバレン博士(リチャード・ハリス)と連絡を取って感染者の治療に当たらせる。博士は、元妻のジェニファー(ソフィア・ローレン)と協力して感染者の治療に奔走、数人の死者が出たものの、酸素濃度が上昇すると発病が抑えられることに気づく。しかし、マッケンジー大佐は、事件を闇に葬るため、カサンドラ・クロスという30年近くも使用されていない危険な鉄橋に列車を誘導しようとしていた。東西冷戦のさなか、西側陣営の国からアメリカをヒール視する映画が制作されるとは、アメリカ人はどう受け止めたんだろか。

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