特捜部Q ーキジ殺しー
デンマークの作家ユッシ・エーズラ・オールスンの人気シリーズ「特捜部Q」の映画化シリーズ第2作「特捜部Q ーキジ殺しー」は、特捜部Qが20年前の双子殺人事件の真相を追う物語だ。前作で一躍世間の脚光を浴びた特捜部Qは、新たにローセという女性秘書が増員されたが、警察内部での冷たい視線は依然として続いていた。そんなある日、カール(ニコライ・リー・コス)の前に1人の老人が現れ、過去の事件の再捜査を依頼する。老人はその後自殺したところを発見されるが、この老人は元警官で、殺害された双子の父親だった。責任を感じたカールは、事件のファイルを見直すが、ビャーネという男が犯人として逮捕され、わずか刑期3年で出所していることに違和感を持つ。アサド(ファレス・ファレス)とともに再捜査を開始したカールは、事件の舞台となった寄宿学校の当時の生徒たちを洗い出し、事件のカギを握る女性キミーの行方を追うのだった。というわけで、本作もまたちょっとおどろおどろしい展開が続く。特捜部Qは、腕っぷしはいまいちで、あわや殺されそうになるところをキミーに助けられるが、キミーの狂気っぷりは「ミレニアム」シリーズのリスベット並みだ。
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