2001年のしし座流星群①
テンペル・タットル彗星を母天体とするしし座流星群は、毎年11月17日頃に極大を迎える。今年は18日8時頃が極大なので、18日未明が見頃だ。最近の活動は低調で、1時間当たり5個程度と予想されているが、1世紀に1〜2回は大出現を繰り返していて、最近では2001年11月19日未明に大出現した。しかも、それまで流星群の予測は難しかったが、ダストトレイル理論という新しい予測方法が提唱され、見事に大出現の予測が的中したのだ。ぼくも北海道で写真撮影に臨んだが、実際に流星が出現し始めたのは2時ぐらいからだったろうか。その後ものすごい数の流星が流れ、大興奮したものだった。この写真はシリウス周辺を狙ったもので、2つの明るい流星を捉えた。
2001年11月19日撮影 アサヒペンタックスSP+スーパータクマー50mm
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