新星座巡礼・秋の星空⑦ さんかく座
アンドロメダ座のすぐ隣にあるさんかく座は小さな星座だが、天文ファンには有名な星座だ。北半球で見える銀河としてはアンドロメダ銀河に次いで明るい渦巻銀河M33があるのだ。M33も局部銀河群のメンバーで、地球からの距離は250万光年と考えられている。局部銀河群には50くらいの銀河があるが、そのうちアンドロメダ銀河、銀河系、M33の3つが際だって大きい。M33の視等級は5.7等なので、視力がよければ肉眼でも見えるはずだ。ぼくも昔は見えていたような気がするが、最近は視力がさらに悪くなっているので、見えてるのか見えてないのかよくわからない。地球から見ると、真上から見る格好になる(フェイスオン)なので、渦巻きの様子がよくわかる。この点はアンドロメダ銀河よりも見事だ。
2018年9月12日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF24㎜、露出120秒、ケンコープロソフトンA使用
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