NASAの新しい星座①
全天で88ある現在の星座は、2世紀の天文学者プトレマイオスが選定した「トレミーの48星座」をもとに、20世紀になってから国際的に決められた。これとは別にNASAは、ガンマ線を放射する天体をつないで、新たに21の星座を選定した。ガンマ線は超新星爆発などの際に放射される、高エネルギーの電磁波だ。アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、スウェーデンが参加するフェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡の観測データがもとになっている。ここに登場するのは、フェルミ衛星、超人ハルク、ターディス、フランスのエッフェル塔の4つの星座だ。ハルクはブルース・バナーが大量のガンマ線を浴びてハルクに変身する体になったし、ターディスはイギリスの人気SFドラマ「ドクター・フー」に登場する次元超越時空移動装置だ。
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