新星座巡礼・秋の星空⑤ みなみのうお座
夏の天の川が沈む頃、南の空低く明るい星がポツンと輝いているのが見える。これが1等星フォーマルハウトで、天文民俗学者の野尻抱影(ほうえい)は「南の一つ星」と名付けている(今井美樹の曲「PRIDE」にも登場する)。フォーマルハウトが属するのはみなみのうお座で、みずがめ座の水瓶から魚の口に水を注ぐまさに口の部分にフォーマルハウトがある。これ以外に明るい星はないが、みなみのうお座の周辺には有名な惑星状星雲や銀河があり、天文ファンには人気のエリアだ。ただ、北海道では高く昇ることがないので、撮影のチャンスは多くない。
2018年9月12日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF24㎜、露出120秒、ケンコープロソフトンA使用
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