干潟星雲と三裂星雲
いて座は銀河系の中心方向に当たるため、見どころが多い。とりわけ干潟星雲M8は大型の散光星雲で、すぐそばには三裂星雲M20もあるので、天文ファンには大人気だ。ぼくも何度も撮影しているが、北海道ではあまり高く昇らないので、いつも撮影する山では、木に隠されたりして撮影のチャンスはそう多くなかった。今回は光害はあるものの海岸で撮影したので、木にジャマされることもなく、何枚か撮影することができた。M8&M20の周辺にはいくつか散開星団もあるが、今年の夏は、すぐ近くで土星も輝いていた。地球からの距離はM8が3900光年、M20が5600光年と考えられていて、銀河系の中心までの距離2.8万光年に比べるとずっと近い。
2018年9月11日撮影 キャノンEOS60Da+ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG、露出180秒
« パピヨン | トップページ | 三裂星雲と散開星団M21 »
「天体写真、天文学、科学」カテゴリの記事
- ハレー彗星(2023.11.30)
- 冬のダイヤモンド(2023.11.29)
- 月が木星に大接近(2023.11.26)
- 2023年12月の星空(2023.11.25)
- 上野クラシックカメラ博(2023.11.21)
コメント