エクス・マキナ
映画「ブレードランナー」では、レプリカントと呼ばれる人造人間と人間とを区別するため、特別な検査を行うシーンがある。人工知能(AI)が進化を続ければ、いずれ人間と区別するのが簡単ではない極めて精巧なAIが登場するかもしれない。そんな問題をテーマにした映画が「エクス・マキナ」だ。検索エンジンで世界最大のインターネット会社ブルーブックで働くプログラマー ケイレブ(ドーナル・グリーソン)はある日、社長のネイサン(オスカー・アイザック)から別荘に招待される。豪華な別荘に連れてこられて喜ぶケイレブだったが、実はネイサンはケイレブにAIのテストをさせようとしていた。ケイレブを待っていたのは、美しい女性型ロボット エヴァ(アリシア・ヴィキャンデル)。テストを重ねるケイレブは、エヴァのAIの高い完成度に驚くとともに、特別な感情を抱くようになっていく。というわけで、映画「スター・ウォーズ」でファースト・オーダーとレジスタンスの軍人を演じる2人の男が、本作ではちょっと狂気じみたコンピュータオタクを演じている。ほとんどのシーンがネイサンの別荘内だが、独特の映像美が印象的だ。
« あれい状星雲 | トップページ | 天体写真撮影用電源③ »
「音楽、映画、読書」カテゴリの記事
- サイロ(2024.11.23)
- スター・ウォーズ/ジョイン・ザ・ダークサイド(2024.11.18)
- パディントンポップアップロンドン(2024.11.16)
- 間諜最後の日(2024.11.12)
- ゴジラ博(2024.11.08)
コメント