新星座巡礼・秋の星空⑥ アンドロメダ座
古代エチオピア王ケフェウスと王妃カシオペアとの娘アンドロメダは、カシオペアが自分の美貌を自慢するあまり海の神ポセイドンの怒りを買い、あわや怪物ケートスの生け贄になろうとしたところ、勇者ペルセウスに救われて妻になったという伝説の姫だ。天文ファンにとっては、われわれ銀河系の隣人アンドロメダ銀河がある星座として有名だ。アンドロメダ銀河は地球から230万光年離れたところにある渦巻銀河で、銀河系も属する局部銀河群の中で最大の銀河だ。北半球で見える銀河としては最も明るく、空の暗いところでは肉眼でもはっきり見える。かつては銀河系とそっくりでちょっと大きいくらいと考えられていたが、最近の研究では、銀河系とは形状がちょっと違うこと、大きさもかなり大きいことなどがわかってきた。
2014年8月30日撮影 キャノンEOS60Da+シグマ対角線魚眼レンズ15㎜、露出180秒
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