新星座巡礼・秋の星空① カシオペア座
夏の天の川が西の空に傾くと、東の空には秋の星座が昇ってくる。天の川をたどっていくと、はくちょう座の隣にはケフェウス座があり、その隣でカシオペア座がちょっと崩れたWの字を描いている。このカシオペア座は、天文ファン、特に写真撮影をする者にとっては重要な星座だ。赤道儀の極軸合わせには北極星を利用するのだが、その北極星を探すにはカシオペア座か北斗七星を利用するのだ。当然古い星座で、神話では古代エチオピアの王妃でありアンドロメダ姫の母親として登場する。1572年には超新星が出現、金星に匹敵する明るさで輝いたという。
2018年9月12日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF24㎜、露出120秒、ケンコープロソフトンA使用
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