七夕
7月7日は七夕だが、これは旧暦(太陰太陽暦)の7月7日を現代の暦にそのまま当てはめたもので、実際の時期は1ヶ月以上ずれている。国立天文台では、旧暦の七夕に相当する日を「伝統的七夕」と名付けていて、今年は8月17日が伝統的七夕だ。ところで、太陰太陽暦は月の満ち欠けをもとにしているので、7日というのはだいたい上弦の月の頃になる。つまり、伝統的七夕の夜は、上弦の月が西に傾く頃におりひめ星と彦星、そして夏の天の川が頭上で輝くという、毎年同じ構図になる。今年はこれに加えて金星、木星、土星、火星も宵空に集合しているので、にぎやかな星空になるだろう。
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