タカハシ ガイド専用望遠鏡GTー40
その昔、天体写真撮影は手動ガイドだった。ガイド用の望遠鏡をのぞき、少しずつ手動で赤道儀を動かしながら星を追尾するやり方だ。モータードライブが普及してからは自動ガイドが主流となったが、焦点距離の長いレンズで星雲星団銀河を撮影するにはもっと微妙な追尾が必要なため、オートガイダーという装置が普及した。オートガイダーは赤道儀とパソコンとに接続し、人間の代わりに機械が自動的に星を追尾するもので、なんとも楽ちんな装置だ。タカハシのガイド専用望遠鏡GTー40は、αーSGR3などのオートガイダー用に製造されたもので、たわみなどでピントがズレてガイドミスが生じないよう、可動部がほとんどない。口径40㎜というと昔のTS式H型望遠鏡を思い出すが、同じ光学系なんだろうか。
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