ビジュアル版 逆説の日本史4 信長全史
井沢元彦の「ビジュアル版 逆説の日本史」シリーズ第4巻「信長全史」は、日本史の大スター 織田信長特集だ。信長の人生はもう何十回(何百回?)も映像化されているから、誰もが知っているだろうが、幼少期は「うつけ」と呼ばれながらも、数々の革命的な政策によって天下人に昇りつめ、本能寺の変で悲劇の最期を遂げるという、これ以上ドラマチックな人生は考えられないという人物だ。信長あたりの時代になると古代よりもかなり詳しくいろんなことが伝わっているが、それでも多くの謎があり、歴史ファンにとってあれこれ考える楽しみがある。井沢も本書で、残虐で冷酷なイメージの強い信長の虚像と実像を整理し、信長の人間像に迫っている。信長の肖像も、有名な長興寺の肖像画以外にいくつかあり、それぞれイメージがちょっと違う。いったいどれがホントの信長に近いのだろうか。ところで、信長のデスマスクがあるとか。ホンモノかどうかぜひ解明してほしいもんだ。
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