2018年7月の星空
7月は学校の夏休みが始まるので、家族連れで田舎に行く機会も多いだろう。子どもの自由研究に天体観測というのもおすすめだ。月は6日下弦、13日新月、20日上弦、28日満月だ。13日はオーストラリア南部で部分月食が見られるが、日本では見られない。28日未明から明け方にかけては皆既月食がある。薄明の中で月食が進み、皆既食が始まってすぐに日の出と月没ということで、赤銅色の月が暗い夜空に浮かぶいつもの光景とはまた違った趣だろう。惑星は観望好機で、特に上旬は水星、金星、火星、木星、土星が一晩でぜんぶ見られるほか、31日には火星が大接近する。押し入れの中に天体望遠鏡が眠っている人は、久しぶりに引っ張り出してみるといいだろう。光害が少ない田舎なら、月が出ていない夜は夏の天の川がよく見える。三脚でしっかり固定すれば、コンパクトデジタルカメラでも写るかもしれない。もうちょっと本格的に写したいなら、デジタル一眼レフカメラ+広角レンズ+ポータブル赤道儀で撮影するといい。タイムラプス動画も、一度撮影してみるとハマるかも。国立天文台HPより。
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