アバター
3D映画ブームの火付け役となったジェームズ・キャメロン監督の映画「アバター」は、22世紀、太陽系から約4光年離れたケンタウルス座α星系の星パンドラが舞台だ。深刻なエネルギー問題を抱える人類は、パンドラの地下に眠る希少鉱物アンオブタニウムを求めて進出するが、そこにはナヴィという知的生命体が居住していた。地球人は自らのDNAとナヴィのDNAとを掛け合わせた人造生命体を作り出し、地球人の神経をリンクさせた「アバター」をナヴィに送り込むが、ナヴィは地球人の提案に応じることはなく、原始的な生活スタイルを変えようとしなかった。そんな中、元海兵隊員で下半身不随となったジェイク・サリー(サム・ワーシントン)が、急死した双子の兄の代理としてアバター計画に参加することになった。アバターとして地球人を上回る肉体を手に入れたサリーは、最初は地球人として任務を遂行しようとするが、次第にナヴィに親近感を持ち、板挟みとなっていく。というわけで、結局は地球人側がアンオブタニウム強奪のため武力行使に出るわけだが、このあたりはどこかの超大国を風刺しているようでかなり政治的だ。2020年には続編も公開される予定で、その後も第5作まで制作されるということだ。
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