スピード
われわれバイク乗りにとっては「正典」ともいうべき映画「イージー・ライダー」の監督・主演を務めたデニス・ホッパー演じる爆弾魔と、キアヌ・リーヴス演じるロサンゼルス市警察SWAT隊員との対決を描いた映画「スピード」は、最後まで息詰まる展開だ。ある日、高層ビルのエレベーターに爆弾が仕掛けられるが、ロス市警のジャック・トラヴェン(リーヴス)は相棒のハリーとともになんとか全員を救出、犯人をあと一歩まで追い詰める。犯人は、元アトランタ市警察のハワード・ペイン(ホッパー)だったが、ペインはトラヴェンらを逆恨みし、罠にはめる。路線バスに時速50マイルを下回ると爆発する爆弾を仕掛け、トラヴェンをおびき寄せたのだ。走行中のバスに乗り込んだトラヴェンだが、乗客の持っていた銃が暴発してドライバーが負傷、乗客だったアニー・ポーター(サンドラ・ブロック)に運転をまかせ、ペインと交渉しながらなんとか爆発を阻止しようと奮闘する。老体のホッパーだが、若きリーヴスと取っ組み合いでも互角の戦いを演じている。それにしても、よくこんな映画を路上で撮影できたもんだ。
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