2018年4月の星空
今月末には待ちに待ったゴールデンウィークが始まるが、天文ファン(月面ファンは除く)にとっては残念なことに、GW中は満月前後の明るい月が輝いていて、星雲星団銀河の撮影には不向きだ。2日には明け方の南東の空で火星と土星が大接近する。どちらも0等星と明るいが、火星は赤く、土星はクリーム色だ。土星の輪を見るには、天体望遠鏡が必要だ。望遠鏡を買って最初に見るのが月、次が木星か土星という感じで、天文ファンなら必ず土星を見たことがあるだろう。木星は夜半前には東の空に昇り、マイナス2.5等級で輝く。春の星空はちょっとさびしいが、銀河系の星や星間物質にジャマされないため、銀河系の外がよく見える。もちろん望遠鏡が必要だが、おとめ座銀河団やかみのけ座銀河団など、系外銀河めぐりのチャンスだ。23日未明は4月こと座流星群が極大となる予想で、条件がよければ1時間あたり10個程度の流星が見られる。国立天文台HPより。
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