アトミック・ブロンド
スパイ映画ファンにとってはいい時代だった東西冷戦が残念ながら終わろうとする頃、ベルリンを舞台に、MI6の凄腕女性エージェント ロレーン・ブロートン(シャーリーズ・セロン)が活躍する映画「アトミック・ブロンド」は、タフなアクションシーン満載だ。セロンにしても敵を演じる俳優にしても、相当ハードな演技だっただろう。MI6のエージェント ガスコインはある日、KGBのスパイに殺され、最高機密を隠した腕時計を奪われてしまう。MI6は、敵に奪われた最高機密を奪還するため、ロレーンをベルリンに送り込む。ベルリンには、すでにパーシヴァル(ジェームズ・マカヴォイ)が潜入、彼らは最高機密を記憶する東ドイツ国家保安省(シュタージ)のスパイグラスを保護し、西側への亡命を手助けしようというのだ。しかし、作戦は失敗、ロレーンは窮地に陥る。裏切り者の二重スパイがいたのだ。物語はちょうどベルリンの壁崩壊と同時進行するように展開していくが、それがいい雰囲気を醸し出している。冷戦は終わったが、最近もイギリスで二重スパイの暗殺未遂事件が起きるなど、この世界では見えない戦いが続いているようだ。それにしても、ロレーンかっこいい〜
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