シリアナ
中東の架空の国シリアナを舞台に、CIAのスパイ、アラブの王族、エネルギーアナリスト、アメリカの弁護士、イスラム過激派テロリストら一見バラバラに見える登場人物たちが、石油利権をめぐる腐敗と陰謀が渦巻く中、やがて一つの線でつながっていく映画「シリアナ」は、CIA工作員の告発本をもとに制作されたそうだ。長年にわたって中東で活動してきたCIAのボブ・バーンズ(ジョージ・クルーニー)は、引退前の最後の仕事として、シリアナでの作戦実行を命じられる。スイスを拠点に活動するエネルギーアナリストのブライアン・ウッドマン(マット・デイモン)は、アメリカ依存からの脱却をめざすシリアナの王子のアドバイザーに就任する。007映画でCIAのフェリックス・ライターを演じたジェフリー・ライトや名優クリストファー・プラマーなども出演しているが、ハデな場面もあまりなく、シリアスは展開が続く。最後にすべてが一つの線でつながるが、ストーリーがちょっと複雑なので、これは1回観ただけじゃちょっとわからないかも。とにかく石油利権というのは大変なもんだなぁ。
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