2018年2月の星空
2日の明け方、しし座の1等星レグルスが月に隠されるレグルス食がある。レグルス食が見られる地域は中部地方から東で、浜松や名古屋では、月がレグルスをかすめるように通過していく。16日は部分日食があるが、日本では見られない。夜明け前の空には木星が明るく輝いているが、木星を追うように火星、そして土星も昇っている。火星はさそり座にあり、1等星アンタレスと並んで赤く輝いている。もともと「アンタレス」という名前じたい、ギリシャ語で「火星に似たもの」という意味だそうだ。全天で2番目に明るい1等星カノープスは、日本では南中高度があまりにも低いため見つけるのは難しいが、2月が見頃だ。真南の方向で地平線・水平線まで開けているところがあれば、南中時間を狙って探してみるといいだろう。ぼくは見たことないが、中国では昔から、カノープスを見ると長生きできるとされている。国立天文台HPより
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