上総(かずさ)国府が置かれた現在の市原市には、1000基を超える古墳があるという。このうち大規模なものは姉崎地区に集中していて、姉崎古墳群と呼ばれている。そのうち最大規模なのが姉崎天神山古墳で、全長130mの前方後円墳だ。築造時期は4世紀後半と考えられている。古墳だと認識されたのは戦後だということで、実際に現地を見ると、古墳だか山だかすぐにはわからない。古代には各地に国造(くにのみやつこ)と呼ばれる支配者がいたが、姉崎古墳群は、このあたりを治めていた上海上国造(かみつうなかみのくにみやつこ)一族の墓ではないかといわれている。
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