GP Car Story vol.17 Lotus 99T
三栄書房の「GP Car Story」第17号は、1987年のロータス99Tの特集号だ。前年までルノーエンジンを搭載し、JPSカラーだったロータスは、この年ホンダエンジンを獲得、キャメルイエローへと大胆な変身を遂げる。ドライバーは3年目のアイルトン・セナに加え、日本人初のフル参戦となる中嶋悟。99Tの最大の特長はアクティブサスペンションで、走行中のデータをもとにコンピューターが油圧式アクチュエータを制御するという画期的システムだった。ロータスは1980年代初めからアクティブサスの開発に着手していたが、本格的に投入するのは1987年が初めてだった。アクティブサスが理論どおりに機能すれば、マシンの姿勢が安定し、空力性能も最大限発揮されるはずだったが、当時のコンピューターの性能不足や信頼性不足により、セナの2勝にとどまった。その後ウィリアムズがもっとシンプルなアクティブサスを開発、大成功を収めた。
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