GP Car Story vol.13 Williams FW11
三栄書房の「GP Car Story」第13号は、1986〜1987年のウィリアムズFW11(B)の特集号だ。1983年、F1GPに復帰したホンダは、ウィリアムズにV型6気筒ターボエンジンを供給する。翌1984年、ケケ・ロズベルグによって初勝利を挙げたウィリアムズ・ホンダは、ロズベルグ&ナイジェル・マンセルによって1985年終盤に3連勝し、ネルソン・ピケ&マンセルという態勢で1986年のシーズンに臨んだ。ホンダエンジンはその強力なパワーもさることながら、走行中のデータを無線によってリアルタイムで収集するテレメトリーシステムという画期的な手法を導入していた。当時のターボエンジンは1500㏄だったが、軽く1000馬力以上は出ていたといわれている。まさにモンスターマシンだが、F1マシンはエンジン、シャシー、サスペンション、空力性能、タイヤなどのトータルパッケージで性能が決まるので、現在のF1エンジンとは単純に比較できない。ウィリアムズは2年連続でコンストラーズタイトルを、1987年にはピケもドライバーズタイトルを獲得、最速マシンの名をほしいままにした。
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