GP Car Story vol.07 Williams FW16
三栄書房の「GP Car Story」第7号は、1994年のウィリアムズFW16の特集号だ。ロードレース世界選手権(WGP)で活躍したホンダと同じロスマンズカラーだが、このマシンでアイルトン・セナが事故死したせいか、どうにも印象が悪いと思うのはぼくだけではないだろう。1987年のシーズン終了とともにホンダエンジンを失ったウィリアムズはその後、ルノーエンジンを搭載するが、1991年頃からウィリアムズ・ルノーはマクラーレン・ホンダを上回る戦闘力を見せ始める。特に、パトリック・ヘッド&エイドリアン・ニューウェイ設計の1992年のFW14B、そして1993年のFW15Cのパフォーマンスは圧倒的で、ライバルをまったく寄せ付けなかった。アラン・プロスト引退後、待望のウィリアムズ移籍を果たしたセナだったが、FW16は非常に神経質なマシンだったようで、セナをもってしてもドライブは難しかったようだ。前年までは認められた各種ハイテク装置が禁止されたのもその原因の一つだったとされている。
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