スターゲイト
1994年のSF映画「スターゲイト」は、後にテレビドラマ「スターゲイトSG-1」というヒット作につながるベースとなった物語だ。20世紀はじめ、エジプトのギザ高原で巨大なリング上の物体が発見された。それから60年以上、アメリカのチームがこの物体の研究を続けたが、正体は謎だった。この謎を解き明かしたのが学界の鼻つまみ者、考古学・言語学者ダネエル・ジャクソン(ジェームズ・スペイダー)だった。ジャクソンは見るからにオタクなのだが、天才的な能力を発揮し、謎の物体が地球と遠い星をつなぐスターゲイトであることを見出したのだ。アメリカはさっそく、空軍大佐ジャック・オニール(カート・ラッセル)をリーダーとする調査チームを編成し、スターゲイトの先に送り込むことを決定する。しかし、オニールは一人息子を銃の暴発事故で失い、自殺願望を抱いていた。果たして、スターゲイトの先に待ち受ける世界とは。というわけで、なかなかおもしろい映画だ。スターゲイトの正体はワームホールを発生させる装置なのだが、ワームホールは1997年の映画「コンタクト」や2014年の映画「インターステラー」でも登場する。
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