一般教養としての物理学入門
現代物理学はどこまで到達したのか、こういった問題を文化系の学生向けに高度な数学抜きで解説したのが和田純夫の「一般教養としての物理学入門」だ。古典力学、熱力学、電磁気学、相対性理論、量子力学という理科系の学生が1〜2年で学ぶ各分野に加えて、場の量子論と統一理論という最先端の分野まで簡潔に解説してある。文科系の学生向けというが、理科系の学生向けに一番最初にこれを勉強させるのもいいかもしれない。物事はなんでも、最初にある程度見通しをつけられるならそれが一番いい。
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