ミスティック・アイズ
イギリスの静かな田舎の村に、若い夫婦が引っ越してきた。夫デイヴィッド(ベネディクト・カンバーバッチ)は子どもの頃この村で育ち、妻ドーン(クレア・フォイ)と2人で新たな家庭を築こうとしていた。しかし、突然そこにデイヴィッドの弟ニックが現れ、2人は久しぶりの再会を喜び合うものの、ニックは精神を病んでいて、次第に夫婦の歯車は少しずつ狂っていく。というストーリーだが、はじめは優しく見えたデイヴィッドもニックに劣らず病んでいる感じで、ドーンまでおかしくなってしまう。カンバーバッチってやっぱりこういう普通じゃない人間の役がハマるんだなぁ。BGMもほとんどなく静かな展開だが、ちょっとぞっとするような映画だ。ドーン役のクレアは来年公開予定の「ドラゴン・タトゥーの女」の続編映画でリスベット・サランデルを演じるそうで、楽しみだ。
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