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2017年11月 5日 (日)

バリー・シール/アメリカをはめた男

 冷戦時代、アメリカはラテンアメリカ各国と関係を深めるが、一方ではキューバを中心に反米の動きも活発になる。そのような国・地域で、CIAはひそかに、反米政権を打倒しようとする勢力や親米政権を樹立しようとする勢力を支援していたといわれている。トム・クルーズ主演の映画「バリー・シール/アメリカをはめた男」は、そんな時代に、CIAの極秘密輸作戦に従事しながら、麻薬の密輸で莫大な財産を築いた実在の人物を描いた物語だ。民間航空会社のパイロット バリー・シール(クルーズ)はある日、その天才的な腕前を買われて、CIAにスカウトされる。最初のミッションは敵勢力の偵察だった。すぐに大きな成果を挙げるシールだったが、そのうち麻薬王の目にとまり、麻薬の運び屋もやらされるようになる。CIAにスカウトされたときもそうだったが、はじめは「ヤバいかも」と不安になりながらも、どんどん感覚が麻痺して、最後は「なんでもあり」になってしまうシールの破天荒な人生を、クルーズがうまく演じている。「アメリカをはめた男」というより、「アメリカを手玉に取った男」という方がふさわしいかも。

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