ザ・マミー/呪われた砂漠の王女
5000年前、古代エジプトで生きながらにしてミイラにされた王女が、現代に蘇る。次期女王の座を約束されていた王女アマネットは、弟が生まれたためその約束を反故にされ、死の神セトと契約を交わし、父親であるファラオをはじめ家族を皆殺しにする。しかし、セトを蘇らせる儀式の途中で捕らえられ、砂漠の地下深くに埋められる。そして現代、米軍軍曹でありながらコソ泥も働くニック(トム・クルーズ)は、イラクで謎の遺跡を発見する。この遺跡こそ、呪われた王女アマネットの墓だった。ニックは考古学者のジェニー(アナベル・ウォーリス)とともにアマネットの棺をイギリスに運ぶが、移送中に軍用機が墜落、ジェニー以外はニックも含め全員死亡してしまう。しかし、アマネットに呪いをかけられたニックは霊安室で目を覚ます。アマネットは、セトを蘇らせるため、ニックの肉体を利用することにしたのだ。というわけでニックはアマネットにつけ狙われることになるのだが、ジキル博士(ラッセル・クロウ)が率いる謎の組織プロディウムも乱戦に参加、ロンドンを舞台に大立ち回りが繰り広げられる。砂漠の王女というとさまよえる湖ロプノールと楼蘭の美女を思い出すが、本作のアマネットはとても恐ろしい王女だ。
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