柱状節理
熊本県阿蘇の柱状節理(ちゅうじょうせつり)が、地震の復興工事で破壊されたという報道があった。柱状節理はマグマが冷えて固まる際にできる柱状の割れ目で、断面は六角形のものが多い。映画「未知との遭遇」の舞台となったアメリカのデビルスタワーが有名だが、国内にもあちこちにある。根室市の花咲岬付近には、根室車石という放射状摂理が発達した球状岩体がある。放射状節理は、その名のとおり節理が放射状になったものだ。これは、マグマが海底から海中に流れ出し、表面が海水で冷やされ柱状節理ができる一方で、内部はまだ高温なので、動いているうちに球形となったものだそうだ。根室車石ができたのは白亜紀で、恐竜が全盛期を迎えた時代だ。
« 日本の歴史④ 天平の時代 | トップページ | キップ・ソーン »
「バイク、旅」カテゴリの記事
- 二十間道路の桜①(2022.04.30)
- 桜の季節(2022.04.13)
- 国立劇場の桜②(2022.03.24)
- 国立劇場の桜①(2022.03.23)
- 上野公園のカンヒザクラ(2022.03.21)
コメント