ハッブル宇宙望遠鏡版メシエカタログ
18世紀のフランスの天文学者シャルル・メシエは、彗星探索の際に彗星と紛らわしい天体を区別するため、カタログを作成した。このメシエカタログは天文ファンにもおなじみで、例えばアンドロメダ銀河はM31と呼ばれている。メシエカタログにリストアップされている天体はほとんどが星雲星団銀河で、小型望遠鏡でも見えるものが多い。このうち63個の天体をハッブル宇宙望遠鏡(HST)が撮影し、HST版メシエカタログとして発表した。大きな天体の場合、HSTでははみ出してしまうが、大迫力画像ばかりだ。