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2017年10月

2017年10月31日 (火)

ハッブル宇宙望遠鏡版メシエカタログ

 18世紀のフランスの天文学者シャルル・メシエは、彗星探索の際に彗星と紛らわしい天体を区別するため、カタログを作成した。このメシエカタログは天文ファンにもおなじみで、例えばアンドロメダ銀河はM31と呼ばれている。メシエカタログにリストアップされている天体はほとんどが星雲星団銀河で、小型望遠鏡でも見えるものが多い。このうち63個の天体をハッブル宇宙望遠鏡(HST)が撮影し、HST版メシエカタログとして発表した。大きな天体の場合、HSTでははみ出してしまうが、大迫力画像ばかりだ。

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2017年10月30日 (月)

ブレードランナー2049

 リドリー・スコット監督、ハリソン・フォード主演の1982年の映画「ブレードランナー」は、アメリカのSF作家フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を映画化したもので、SF映画の金字塔として評価されている。この続編となる「ブレードランナー2049」が公開された。前作から30年後、ロサンゼルス警察のブレードランナーK(ライアン・ゴズリング)は、ある事件の捜査中に、倒産したタイレル社からレプリカント開発を引き継いだ巨大企業ウォレス社の陰謀を知る。その鍵となる男は、かつて凄腕のブレードランナーとして活躍したが、タイレル社の新型レプリカントであったレイチェル(ショーン・ヤング)とともに忽然と姿を消したデッカード(ハリソン・フォード)だった。というわけで、前作のファンは大いに楽しめるストーリーになっている。近未来風の独特な世界観も健在だ。音楽がヴァンゲリスならもっといいのだが。

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2017年10月29日 (日)

デジタル式天体望遠鏡ユニステラeVscope

 ついにこういう望遠鏡が登場するのか、というのが現在クラウドファンディングで支援募集中のデジタル式天体望遠鏡ユニステラeVscopeだ。見たところ普通の反射望遠鏡なのだが、接眼レンズで見るのではなく、望遠鏡に直接センサが装着されていて、有機LEDディスプレイで見るという仕組みだ。その際、短時間ながら光を加算して表示するので、眼視よりもずっとよく見えるという。架台はお手軽な経緯台で、スマホやPCで自動導入できるそうだ。なかなかおもしろそうな望遠鏡ではある。登場を待とう。

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2017年10月28日 (土)

日本の歴史⑥ 王朝と貴族

 集英社版「日本の歴史」シリーズ第6巻「王朝と貴族」は、平安時代後半、摂関政治から院政へと移行し、武者の世になる直前までが舞台だ。中臣鎌足が藤原姓を賜って以来、藤原氏は常に政治の中心で活躍していたが、藤原道長の時代に全盛期を迎える。かの有名な「この世をばわが世とぞ思う望月の 欠けたることもなしと思へば」は、道長が53歳のときに詠んだ歌だそうだ。しかし、人間はみないつかは死ぬ。道長死後は摂関政治が衰え、代わって院政が盛んになる。天皇が退位し、上皇として政治を行う「院政」という言葉は、いまでも政治用語として比喩的に使われるほどだ。政治の安定が続いた時代は、文化芸術が花開くことが多い。道長の時代には清少納言や紫式部などの才女が活躍、「枕草子」や「源氏物語」という歴史に残る作品が生み出された。しかし、世の中はいつも平和なわけではない。災害や飢饉が続いた時代には深刻な社会不安が広がり、末法思想が流行したこともある。そして院政末期には源頼朝が「日本国第一の大天狗」と皮肉った後白河法皇が登場、皇室と摂関家、平氏と源氏が入り乱れて保元・平治の乱が起きる。この戦いに勝利した平清盛が平家に全盛期をもたらすが、その時代も長くは続かない。諸行無常が世の常だ。平将門の乱後、地方で着々と力をつけていた武士が、いよいよ表舞台に登場する。

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2017年10月27日 (金)

一般相対性理論を一歩一歩数式で理解する

 最近、本屋の科学書コーナーに行くと、「一般相対性理論を一歩一歩数式で理解する」というけっこう分厚い本が目立つところに置いてある。たぶんよく売れているのだろう、大型書店ではたくさん積み上げてある。著者の石井俊全はわかりやすい数学の本を何冊も書いているようだ。アルベルト・アインシュタインがたった1人で築き上げた相対性理論には、特殊相対性理論と一般相対性理論があり、特殊の方はそんなに難しい数式は出てこないのに対し、一般の方はかなり難しい数式が出てくる。この本はタイトルどおり難しい一般相対性理論を数式で理解しようという人向けに書かれた本で、一般書よりも上のレベルをめざす人にはいいだろう。ぼくもそのうち読み始めようっと。

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2017年10月26日 (木)

環境省・星空観察の推進について

 環境省が星空観察の推進策を発表した。その趣旨は、星空観察を通じて光害(ひかりがい)や大気汚染に気づき、環境保全の重要性について関心を深めてもらうこと、また良好な大気環境や美しい星空を地域資源(観光や教育)としても活用してもらうことをめざすというもので、有識者による検討会で策定したものだ。その一つに、全国各地から肉眼、またはデジタルカメラによる観察でどれくらい暗い星が見えるかを報告してもらい、夜空の暗さをランキング化しようという試みがあり、この冬から参加を呼びかけるということだ。衛星写真でもわかるように、北海道は札幌周辺を除けば光害は比較的少ない方だが、人口2万人ちょっとの町でも、光害による影響は大きい。ぼくが天体写真撮影をするのは街灯や民家がない山の上だが、市街地の方向は明るくて撮影には適さない。光害を減らそうという動きが出るといいのだが。

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2017年10月25日 (水)

ナイト&デイ

 トム・クルーズ&キャメロン・ディアス主演の映画「ナイト&デイ」は、「ミッション:インポッシブル」シリーズとは一味違うちょっとコミカルなスパイ映画だ。一般人であるジューン・ヘイヴンス(ディアス)はある日、飛行機の中で、CIAの凄腕スパイ ロイ・ミラー(クルーズ)と出会う。思わず胸がときめいたジューンだが、ここからがトラブルの始まり、ロイは謎の男たちや、さらにはCIAにも追われていて、一緒に逃げ回るはめになる。ロイは、ゼファーと呼ばれる革命的な電池とその開発者を守るため、CIAをも一時的に欺いていたのだ。ジューンはあちこち連れ回されるが、その都度眠らされるのがおかしい。一度はロイを信じられなくなるジューン。しかし、ロイを忘れることができないジューンは、ロイと再会するために大胆な行動に出る。というわけで、信じる者は救われるというハッピーな映画だ。まあ普通はこうはいかないけど。

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2017年10月24日 (火)

プロメテウス

 リドリー・スコット監督の映画「プロメテウス」は、人類の起源をテーマにしたSF映画という触れ込みだが、スコット監督お得意のエイリアンものだ。世界中の太古の遺跡から共通のサインを見つけた考古学者エリザベス・ショウ(ノオミ・ラパス)は、これが人類の「創造主」からの招待状だと考え、宇宙船プロメテウス号で目的地の惑星をめざす。しかし、目的地に到着したプロメテウス号のクルーを待っていたのは、SF映画というよりホラー映画のような展開だった。というわけで、人類の起源という深遠なテーマはどこへやら、気持ち悪い生物がところせましと暴れ回る。ホラーファンにはおもしろいのだろうが、ホラーに興味ない向きにはう〜んという感じだろう。

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2017年10月23日 (月)

新スタートレック

 アメリカの人気ドラマ「スタートレック」シリーズは、1966年にオリジナルシリーズ(TOS、日本では「宇宙大作戦」)が始まり、1969年まで3シーズン全79話が放送された。その後、再放送で人気が出たことから、劇場版6作が制作されるとともに、続編の「新スタートレック(TNG)」が7シーズンにわたって放送されるヒット作となった。TOSが2264〜2269年を舞台としているのに対し、TNGはそれより100年後、2363〜2370年を舞台としている。クルーが乗り込むのはTOSと同じ名のU.S.S.エンタープライズ、艦長は冷静沈着なジャン・リュック・ピカード(パトリック・スチュワート)大佐だ。TNGは劇場版4作も制作されていて、これはぜんぶ観たが、今回、ひかりTVでドラマ版全176話の放送が始まったので、毎日せっせと録画している。「スタートレック」シリーズはこの後も「ディープ・スペース・ナイン(DS9)」「ヴォイジャー(VOY)」「エンタープライズ(ENT)」「ディスカバリー(DSC)」とドラマ版の続編が制作されるとともに、劇場版もリブート作品3作が制作されている。かのスティーヴン・ホーキングもニュートンやアインシュタインとともに出演したことがあり、放送されるのを心待ちにしている。

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2017年10月22日 (日)

日本の歴史⑤ 平安建都

 集英社版「日本の歴史」シリーズ第5巻「平安建都」は、1000年以上にわたって日本の都となった平安京への遷都がどのような経緯で行われ、いかにして平安時代がスタートしたかを描いた本だ。奈良時代末期、本来なら天皇になれなかったかもしれない山部親王が桓武天皇として即位する。桓武天皇はそれまで続いた天武系ではなく、天智系だった。その頃、平城京は排水や水運の問題が深刻化していて、桓武天皇は遷都という一大事業を行う決意を固めていく。桓武天皇がまず断行したのは、長岡京への遷都だった。しかし、長岡京建設の責任者である藤原種継が暗殺されるという事件が発生、桓武天皇の弟 早良(さわら)親王が黒幕であったとして幽閉されるが、早良親王は無実を訴えて断食の末憤死してしまう。結局、桓武天皇は長岡京遷都を断念、より環境に恵まれた平安京への遷都を推し進めることになった。こうして平安時代がスタートするが、桓武天皇の次の平城(へいぜい)天皇の上皇時代には藤原薬子(くすこ)の変が発生、平城上皇が平城京に遷都すると言い出す。これはいまならワイドショーや週刊誌が連日大騒ぎするだろう一大スキャンダルだ。ということで、初期にはこのような大事件もあったが、平安京は日本の都としてしっかり定着していく。一方、地方では、平や源などの姓を賜って臣籍に下った皇族(賜姓皇族)の子孫たちが、着々と力を蓄えつつあった。平将門が坂東を舞台に起こした乱は、かつての主君、時の摂政 藤原忠平ら平安貴族たちを震え上がらせ、のちの武家政治へとつながるさきがけとなるのだった。

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2017年10月21日 (土)

オリオン座流星群

 オリオン座流星群が今夜、極大を迎える。流星群は彗星などがまき散らしたダスト(ちり)がたくさん地球に飛び込んで流星となるもので、オリオン座流星群は、ハレー彗星の軌道周辺に漂うダストの中を地球が通過するときに見られる。同じハレー彗星を母天体とする流星群にみずがめ座η(エータ)流星群というのもあり、これは5月に極大となる。都会を離れた暗い夜空なら、1時間に20個程度の流星が見られるはずだが、残念ながら今夜は全国的に天気が悪そうだ。流星群を見るには望遠鏡も双眼鏡もいらない。ただ寝そべって、空を見上げればいい。

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2017年10月20日 (金)

リベリオン

 ブルース・ウェイン=バットマンを演じる前のクリスチャン・ベールが主演した映画「リベリオン」は、第3次世界大戦後の未来が舞台だ。再び戦争が起きれば人類は滅亡する、そう考えた人類は、独裁者ファーザーの指導の下、感情を抑制する薬を服用し、整然と生活していた。薬を服用せず、音楽や文学、絵画など人間の感情を動かす物品を隠し持っている違反者は、クラリックという捜査官が厳しく取り締まっていた。No.1クラリックであるジョン・プレストン(ベール)は、妻が火刑に処されたときも、平然とそれを見守るほど冷酷なクラリックで、パートナーのクラリック パートリッジ(ショーン・ビーン)が詩集を隠し持っているのを見抜くと、容赦なく処刑した。しかし、そんなプレストンに変化が見られるようになる。逮捕した女性を取り調べたプレストンは、彼女がパートリッジの恋人だったことを知り、社会のあり方に疑問を持つようになったのだ。見どころは「ガン=カタ」という戦闘術を身につけたパートリッジの戦闘シーンで、何十人もの敵がマシンガンを撃ってもパートッリッジには1発も当たらず!、パートリッジは一撃必殺で敵を倒していくというすごさだ。

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2017年10月19日 (木)

月は無慈悲な夜の女王

 アメリカのSF作家ロバート・ハインラインの小説「月は無慈悲な夜の女王」は、圧政に苦しむ月世界植民地が地球政府から独立を勝ち取るという物語だ。アメリカではハインラインの人気No.1作品だが、これはやっぱり独立戦争によってイギリスから独立を勝ち取ったアメリカ人の琴線に触れる内容だからだろう。主人公マニーは革命家でもなく、政治家でもないただのコンピュータ技師だが、知性を持った月世界行政府政庁のコンピュータ マイクと親しくなり、ともに独立運動に身を投じていくことになる。マイクという名は、マニーがシャーロック・ホームズの兄マイクロフトにちなんで名付けたのだが、IBM製であることが示唆されている。そういえば、「2001年宇宙の旅」の宇宙船ディスカバリー号のコンピュータHAL9000も、IBMの文字を1つずつずらしたものと言われていて、コンピュータ=IBMというのはアメリカ人の共通認識なんだろう。「月は無慈悲な夜の女王」はこれまで映画化されてなかったが、「X−MEN」シリーズのブライアン・シンガー監督で映画化されるそうで、楽しみだ。

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2017年10月18日 (水)

X−MEN:フューチャー&パスト

 映画「X−MEN:フューチャー&パスト」は、1973年と2023年という2つの時間軸で起きるできごとを描いた物語だ。2023年、X−MENと人類はセンチネルというロボットによって絶滅の危機に瀕していた。すべての起点となったのは1973年、ミスティーク(ジェニファー・ローレンス)がセンチネルの開発者を暗殺したことだった。プロフェッサーX(パトリック・スチュワート)とマグニートー(イアン・マッケラン)はミスティークの暗殺を阻止して未来を変えるべく、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)の精神を1973年に送り込む。しかし、ウルヴァリンが出会ったプロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)は、廃人同様のすさんだ生活を送っていた。ウルヴァリンは若きプロフェッサーXやマグニートーに手を焼きながら、なんとかうまく導いていこうと悪戦苦闘する。というわけで、「X−MEN」シリーズ初期3部作の世界と「XーMEN:ファースト・ジェネレーション」の世界とがクロスオーバーしつつストーリーが進行する。そしてすべてが終わったとき、そこにはまた新たな世界が現れるのだった。

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2017年10月17日 (火)

霞が関ビル

 国会議事堂の背景にあるのは日本最初の超高層ビル霞が関ビルだ。霞が関ビルは1968年竣工、地上36階建てで、ぼくも子どもの頃、霞が関ビルは日本一の高層ビルだと聞いた記憶がある。20年くらい前には、しょっちゅう仕事でこの近くに来たが、その頃は霞が関ビルも古い高層ビルの一つといった感じで、あまり印象的なものではなかった。いまではすぐ横の中央合同庁舎(霞が関コモンゲート)にまで抜かれてしまったが、霞が関コモンゲートと一体の再開発でレストラン街はかなり充実、お昼時には大いににぎわっている。

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2017年10月16日 (月)

エージェント・マロリー

 アメリカの女子総合格闘家ジーナ・カラーノ主演の映画「エージェント・マロリー」は、カラーノがスタントなしで激しい格闘シーンすべてをこなしたスパイ・アクション映画だ。マロリーはかつての恋人ケネス(ユアン・マクレガー)からバルセロナでの人質救出作戦を依頼され、難なくこれを遂行する。帰国したマロリーを待っていたのは、MI6からのダブリンでの新たな仕事の依頼だった。しかし、ダブリンで仕事に取りかかったマロリーは、パートナーであるはずの男に襲われ、殺されそうになる。なんとかこれを撃退したマロリーだが、その後も誰かに付け狙われる日々が続く。自分の罠にはめたのは誰なのか。マロリーはその正体に迫っていくのだった。「スター・ウォーズ」ファンにとっては、偉大なるオビ=ワン・ケノービを演じたマクレガーが根性なしの悪役を演じているのはちょっと情けないかも。

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2017年10月15日 (日)

動画・四季の星空散歩

 これまで撮りためた天体写真を動画にしてみた。こうしてみるとなかなか新鮮だ。BGMはセルジオ・メンデス&ブラジル’66の「So Many Stars」。撮影中にもときどきかけるが、美しいバラードだ。動画はこちら

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2017年10月14日 (土)

丸の内高層ビル群

 徳川家康が江戸城に入城する前、いまの千代田区丸の内は日比谷入江と呼ばれる海だったという。その後日比谷入江は埋め立てられ、大名屋敷が建ち並ぶ町となったが、明治時代に三菱グループに払い下げられ、オフィス街となった。ぼくが日本橋で働いていた20年前は、丸の内といえば味気ないオフィスビルがあるだけだったと思うが、その後再開発が進み、丸ビルやオアゾなどが続々と建てられた。手前の森は皇居、かつての江戸城だが、この写真の右端あたりに江戸時代の大老井伊直弼の屋敷跡と桜田門がある。

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2017年10月13日 (金)

世の中ががらりと変わって見える物理の本

 ループ量子重力理論を専門とするイタリアの物理学者カルロ・ロヴェッリが書いた「世の中ががらりと変わって見える物理の本」は、本国イタリアでベストセラーになった本だ。しかも、科学書として1位になったというのではなく、人気小説などを抑えて総合1位になったという。さすがはガリレオ・ガリレイを生み出したイタリア、科学に対する関心は高いのだろう。この本はイタリアの経済紙に連載した記事をまとめたもので、現代物理学をまったく知らない人に対し、相対性理論や量子力学など20世紀の革新的な理論についてわかりやすく解説している。ロヴェッリはこの本を書いたのち、専門とするループ量子重力理論を解説した「すごい物理学講義」も書いている。興味深い本だが、それにしてもこの日本語タイトルはなんとかならんもんだろうか。出版社の勝手な思い込みなのか、どうも外国の科学書はときどき変てこな日本語タイトルをつけられる。素直に直訳した方がいいと思うのだが。

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2017年10月12日 (木)

大手町高層ビル群

 千代田区大手町はかつての江戸城正門前にあたり、大名屋敷が建ち並ぶ町だったが、戦後は日本経済の中心ともいえるオフィス街となった。ぼくも20年くらい前、ここで働いていたことがあるが、その後再開発が進み、新しい高層ビルがたくさんできた。手前の森は皇居、かつての江戸城だ。建て替え中の三井物産本社の隣には、平安時代に承平・天慶の乱を起こした平将門の首塚がある。大手町は、平安、江戸、平成と1000年以上の時の流れを感じられる街だ。

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2017年10月11日 (水)

スター・ウォーズ/最後のジェダイ

 12月15日の公開まであと2ヶ月あまりとなった映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の予告編がついに解禁された。マーク・ハミルもデイジー・リドリーも本作がかなりの衝撃作であることをほのめかしていたので、あっと驚くような展開になることが予想されているが、予告編でもそういう雰囲気が垣間見られる感じだ。ルーク・スカイウォーカーは、「私は究極の力を知っている。かつては恐れなかったが、いまは違う」という。そういえば、エピソード5「帝国の逆襲」には、ジェダイの訓練を積みたいと懇願するルークとヨーダとの間でこういうやりとりがあった。
   ルーク「恐れません」
   ヨーダ「恐れる、きっとな」
これがジェダイになることについて恐れる恐れないという意味だとすれば、ジェダイになるべきかどうか迷うレイに対し、ルークが逡巡しているということなんだろうか。そしてヨーダがいうとおり、恐れはダークサイドに通じる。もしかしたら、ルークはレイがダークサイドに堕ちることを予感しているのかもしれない。そして予告編の最後では、レイが「教えて、私はどうすれば?」と問いかける相手として、カイロ・レンの姿が映し出される。まあ単純な話ではないだろうが、「スター・ウォーズ」シリーズの場合、過去作品の設定やセリフが重要なので、もう一度すべてチェックしなくては。

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2017年10月10日 (火)

新冠判官館

 新冠町を流れる新冠川の河口にある判官館は、1500〜1600万年前に海底で堆積してできた砂岩が隆起した崖だ。隆起するときに横倒しとなったようで、本来は水平なはずの地層が垂直になっている。JR日高本線はこの判官館をトンネルをくり抜いて走っているが、このあたりはホントに海岸線ギリギリにレールが敷かれている。というか、潮流の変化かダムの影響かわからないが、海岸線がどんどん侵食されてるんじゃないだろうか。ドローンによる空撮はこちら

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2017年10月 9日 (月)

ビジュアル版 逆説の日本史2 古代編㊦

 井沢元彦の「ビジュアル版 逆説の日本史」シリーズ第2巻「古代編㊦」は、聖徳太子の時代から平安時代初期までのトピックスを取り上げている。最近も歴史教科書でどう記述するか問題になったが、聖徳太子(厩戸皇子)は実在したのかという議論や、この時代最大の内戦である壬申の乱と天武天皇といった話題について、井沢お得意の『逆説」史観が展開されている。このうち壬申の乱のところでは、天智天皇は実は暗殺されたとか、天智天皇と天武天皇は実は兄弟ではなく、天武天皇の血統も謎だなど述べているが、これも一定の説得力がある。いつの日か新たな発見があり、議論に決着がつくとおもしろいのだが、そんな日がくるんだろうか。

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2017年10月 8日 (日)

静内御殿山墳墓群

 新ひだか町の静内御殿山墳墓群は、いまから3000年くらい前、縄文時代後期〜晩期の遺跡だ。1952年、地元の静内高校郷土史研究部員によって発見され、発掘調査の結果80基の墳墓と石器、土器などの副葬品が出土した。この写真ではちょっとわかりにくいが、墳墓群のあるところは標高25m程度の高台で、いまは牧場となっている。ぼくも子どもの頃に矢じりや土器のかけらを拾ったが、いつだったかすべて郷土館に寄付した。縄文時代ののち、本州では稲作が定着して弥生時代に入ったが、北海道では縄文時代の生活スタイルが続く(続縄文時代)。ドローンによる空撮はこちら

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2017年10月 7日 (土)

日本の歴史① 日本史誕生

 集英社版「日本の歴史」シリーズ第1巻「日本史誕生」は、日本列島に人間が住み着いてから稲作文化が伝来するまでの時代が舞台だ。本書は1991年に刊行されたもので、当時は前期旧石器時代(260〜30万年前)の遺跡があることをもって日本列島にはその頃から人間が住んでいたということになっていたが、2000年に旧石器捏造事件が発覚、東北旧石器文化研究所の藤村新一なる人物が発掘に携わった旧石器時代の遺跡すべてに疑問符がついてしまった。かつてイギリスでもピルトダウン人事件というのがあったが、真理を追究すべき学問の世界でこのようなインチキが行われることは許しがたい。それはともかく、数万年前、大陸から北方ルートと南方ルートでやってきた集団が日本列島に定住、それがわれわれ日本人の祖先になったと考えられている。そして1.5万年前、縄文土器が出現する。当時は最終氷期が終わる頃で、気候変動により人間を取り巻く環境も大きく変化、新しい道具が数多く出現したのだろう。縄文時代はけっこう豊かな社会だったようで、本書では縄文人の暮らしぶりも詳しく描かれている。紀元前5世紀頃には大陸から稲作文化が伝来、弥生時代が始まる。ただし、北海道には稲作文化は及ばなかったので、引き続き縄文時代の生活スタイルが続く(続縄文時代)。

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2017年10月 6日 (金)

日高軽種馬農業協同組合北海道市場

 北海道新ひだか町には競走馬のせり市場がある。ここでは年に数回、サマーセールやオータムセールといった市場取引が行われていて、期間中には全国の馬主が集結する。今年のサマーセールは8月21〜25日の5日間開催され、1200頭以上が上場、8割近くが落札という好成績に終わった。せりの模様はライブ中継で見ることができるが、独特のかけ声で進められ、落札されると「○○さま、ご購買です」と呼ばれる。値段はピンキリだが、売れれば生産者も喜ぶし、買った馬主もホントにうれしそうだ。この日売れた馬の中から、将来のスターホースが現れるのだろうか。10月2〜4日のオータムセールも引き続き好調だったそうだ。

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2017年10月 5日 (木)

中秋の名月

 昨夜は中秋の名月だった。中秋の名月というのは旧暦(太陰太陽暦)8月15日(十五夜)の夜の月のことで、ほぼ満月近くの月が澄んだ秋の夜空で煌々と輝くことから、古来からお月見という風習がある。お月見というと月見だんごだが、これは月面の模様がうさぎがもちをついているように見えることにも関係しているのだろうか。中秋の名月の1ヶ月後、旧暦9月13日の夜は十三夜と呼ばれ、この日もお月見をする風習がある。「つぎの夜から欠ける満月より 14番目の月がいちばん好き」と歌うユーミンの曲は「14番目の月」だ。昨夜の月は満月のちょっと前なので、これが「14番目の月」に近い。借りもののニコンD4を使って撮影したが、慣れないので手間取った。
2017年10月4日撮影 ニコンD4+ニコンAFーSニッコール80-400㎜、露出1/1000秒

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2017年10月 4日 (水)

キップ・ソーン

 今年のノーベル物理学賞は、重力波の初観測に成功したということで、カリフォルニア工科大学のキップ・ソーンとバリー・バリッシュ、マサチューセッツ工科大学のレイナー・ワイスが受賞することになった。このうちキップ・ソーンは、ブラックホールに関するスティーヴン・ホーキングとの賭けや、映画「インターステラー」のプロデュースでも有名だろう。ソーンらが書いた教科書「重力理論」は1300ページという大質量本で、ぼくもほしいのだが、とても読めそうもないし、置き場所もないので、あきらめた。その代わり、一般向けに書いた「ブラックホールと時空の歪みーアインシュタインのとんでもない遺産」はじっくり読んだ。相対性理論の本はいろいろ読んだが、この本はその中でも一番おもしろいと思う。ただし、この本も500ページ以上あるので、読むのは大変だ。ソーンの本が大質量なのは、重力崩壊させてブラックホールでもつくろうということなのだろうか。なんてことはないと思うが、アインシュタインが一般相対性理論を発表して1世紀、重力波の存在が証明された意義は大きい。

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2017年10月 3日 (火)

柱状節理

 熊本県阿蘇の柱状節理(ちゅうじょうせつり)が、地震の復興工事で破壊されたという報道があった。柱状節理はマグマが冷えて固まる際にできる柱状の割れ目で、断面は六角形のものが多い。映画「未知との遭遇」の舞台となったアメリカのデビルスタワーが有名だが、国内にもあちこちにある。根室市の花咲岬付近には、根室車石という放射状摂理が発達した球状岩体がある。放射状節理は、その名のとおり節理が放射状になったものだ。これは、マグマが海底から海中に流れ出し、表面が海水で冷やされ柱状節理ができる一方で、内部はまだ高温なので、動いているうちに球形となったものだそうだ。根室車石ができたのは白亜紀で、恐竜が全盛期を迎えた時代だ。

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2017年10月 2日 (月)

日本の歴史④ 天平の時代

 集英社版「日本の歴史」シリーズ第4巻「天平の時代」は、律令国会としての体制が整い、天平文化が花開いた奈良時代が舞台だ。天武・持統天皇の孫である文武天皇の代に大宝律令が施行され、律令国会としての体制が完成する。710年には遷都が行われ、「あをによし 奈良の京は 咲く花の にほうがごとく 今さかりなり」と詠まれた平城京が建設される。奈良市内では平城宮大極殿や朱雀門が復元されていて、ぼくも以前行ったことがあるが、もう一度じっくり見学してみたいものだ。天武・天智天皇の両方の血を引く長屋王の邸宅跡から「長屋親王」と書かれた木簡が発掘された際には大きく報道されたが、ぼくもこのニュースはかなり印象に残っている。長屋王を自殺に追いやったとされる藤原4兄弟はその後相次いで病死し、長屋王の祟りだと言われたようだが、これなどはのちの菅原道真の一件を思わせる。そして聖武天皇が登場、国家によって仏教が手厚い保護を受けるが、この背景には決して安定していたとはいえない国内事情があったようだ。平城京や大寺院の建設に駆り出された庶民の間には、大きな不満もたまっていただろう。そして、皇族ではない道鏡が皇位をうかがうという前代未聞の事件も起きる。ぼくが高校生のとき、北海道の高校生の修学旅行といえば奈良・京都が定番で、奈良市内もいくつか見て回ったが、平城京の時代は結局長くは続かず、都はさらに北をめざすことになる。

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2017年10月 1日 (日)

北海道フェアin代々木

 毎年恒例の北海道フェアin代々木は今日が最終日だ。毎年楽しみにしているが、残念ながら今年は行けない。この時期になるとデパートでも北海道展というイベントをやるが、だいたいどこも大人気だ。やはり北海道はうまいのだ。

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