いて座のM17オメガ星雲とへび座のM16わし星雲は、小口径の双眼鏡でもボーッとしているのが見える。写真撮影すると見た目もよく似ていて、もともと同じ巨大分子雲を構成しているのではないかとも言われている。どちらも活発に恒星が形成される星形成領域で、特にわし星雲はハッブル宇宙望遠鏡(HST)が撮影した写真「創造の柱」で有名だ。中央部分を拡大すると細長い暗黒星雲があるが、ここに誕生したばかりの恒星があるのだ。このあたりは夏の天の川のまっただ中にあり、たくさんの星があるが、暗黒星雲も複雑に入り組んでいる。
2017年8月26日撮影 キャノンEOS60Da+キャノンEF100㎜、露出180秒
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