北北西に進路を取れ
アルフレッド・ヒッチコック監督作品は実は1本も観たことがない。観たことがないので、好きも嫌いもないのだが、iTunesのスパイ映画の中に「北北西に進路を取れ」があったので、ヒッチコック映画を初めて鑑賞した。1959年公開という古典的作品だが、東西冷戦真っ盛りの時代なので、スパイ映画という雰囲気があるし、007映画「ロシアより愛をこめて」を彷彿する部分もけっこうある(というか、年代順でいけば、「ロシアより愛をこめて」の方が本作の影響を受けてるんだろうな)。ストーリーとしては、広告会社の社長ロジャー・ソーンヒル(ケーリー・グラント)が、キャプランという男にまちがわれ、謎の組織に追われるのだが、実はキャプランはCIA?が仕立てた架空のエージェントだった。CIA?もソーンヒルが追われていることは知ってるが、むしろ好都合と考え、まったく助けようとしない。あわれソーンヒルは自分の力でピンチを切り抜けなければならなくなるのだ。謎の組織の一味に若きマーティン・ランドーがいるが、IMFに入る前はこんなところで下積みをしていたんだと思うと感慨深い。
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