タウシュベツ橋梁
上士幌町の糠平(ぬかびら)湖にあるタウシュベツ橋梁(きょうりょう)が、いよいよ崩壊の危機を迎えているようだ。かつてはここに国鉄士幌線が通っていたが、糠平ダム建設に伴ってこのあたりが湖底に沈むことになったため、タウシュベツ橋梁も放棄された。以来、糠平湖の水位の変化によってコンクリートが浸食され、11連アーチの完全な姿も風前の灯火となっていた。糠平湖はこれから水位が上がり、水位が下がる春までタウシュベツ橋梁も水没するが、来春再び姿を現す頃には、11連アーチも崩れているのではないかと言われている。この写真は2008年に撮影したが、最近の写真を見るとさらに崩壊が進んでいるのがわかる。いつかドローンで空撮してみたい。