クリミナル 2人の記憶を持つ男
ケヴィン・コスナーが凶暴極まりない死刑囚を演じる映画「クリミナル 2人の記憶を持つ男」は、死亡したCIAエージェントの記憶を移植された死刑囚が、テロリストの野望を粉砕する物語だ。アメリカ軍のあらゆる兵器を遠隔操作できるプログラムを開発したハッカー ダッチマンを追うCIAのビル・ポープは、テロリストによって殺されてしまう。ダッチマンがテロリストの手に落ちることをおそれたCIAロンドン支局のクウェイカー・ウェルズ支局長(ゲイリー・オールドマン)は、ポープの記憶を誰かに移植するため、脳外科医フランクス(トミー・リー・ジョーンズ)に協力を要請する。フランクスが選んだのは、父親の虐待によって脳の一部を損傷し、人間らしい感情を失った凶暴極まりない死刑囚ジェリコ・スチュワート(コスナー)だった。ジェリコは手術後すぐに逃走、はじめは凶暴な性格そのままに平気で殺人も犯すが、徐々にポープの記憶が蘇り、人格も変わっていく。ジェリコの活躍に対し、CIAはいつも後手に回り、ちょっと役立たずな感じだ。ポープの妻を演じるのは、「ワンダーウーマン」のガル・ガドットだが、本作では普通の人間だ。
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