チェーン・リアクション
チェーン・リアクション(連鎖反応)とは、主には核分裂が連鎖的に発生することをいう。これを制御してエネルギーを取り出すのが原子力発電で、爆発的に反応させるのが核兵器の原理だ。キアヌ・リーヴス主演の映画「チェーン・リアクション」は、水素を使った画期的新エネルギー(核融合?)開発をめぐる国家的陰謀を描いた物語だ。シカゴ大学のプロジェクトチームは、水から水素を生成し、莫大なエネルギーを取り出す実験に成功する。打ち上げパーティーで実験成功を喜ぶエディ・カサリビッチ(リーヴス)だったが、その夜リーダーのバークレイ博士は殺され、研究所も爆破されてしまう。エディはチームのメンバー リリー・シンクレアとともに容疑者としてFBIに追われるが、しだいに事件の核心に近づいていく。エネルギー問題というのはどの国にとっても重大な問題で、石油をめぐって戦争が起きるくらいだから、石油に代わる画期的新エネルギーが出てくれば、陰謀を企む者が現れるのもいかにもありそうだ。なお、核融合は実用化できればエネルギー問題の切り札となるが、残念ながらまだ時間がかかりそうだ。
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