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2017年7月 3日 (月)

微分積分学

 大学数学の教科書の定番「線型代数入門」の著者 齋藤正彦はかつて、「微分積分教科書」という本も書いたそうだが、これはあまりヒットしなかったのだろうか、新たに「微分積分学」という本を書いた。ぼくの世代の教科書は高木貞治「解析概論」だったが、これは古典的名著という感じで、現代の学生にはあまり読みやすいとは言えないだろう。これに対し、本書はずっと現代的で、読みやすい。とはいえ、初等関数から多変数関数、さらにはベクトル解析の概要まで取り扱っているので、大学1〜2年の解析学のかなりの部分をカバーしているのではないだろうか。

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