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2017年6月22日 (木)

野生の証明

 ひかりTVで映画「野生の証明」をやっていたので久しぶりに観た。当時、角川映画第2弾として大々的に宣伝していたので、ぼくも映画館まで観に行った。高倉健主演だが、これが薬師丸ひろ子映画デビュー作であることは言うまでもない。町田義人が歌う主題歌「戦士の休息」のレコードも買ったっけ。健さん演じる味沢岳史は、自衛隊特殊工作隊の優秀な隊員だったが、特殊工作隊というのは、反体制的な日本人を監視する特殊部隊だった。当時は、まだあさま山荘事件の記憶も生々しかった時代だ。しかし、味沢は東北地方の山中で訓練中、寒村で発生した村人惨殺事件に関与したため、特殊工作隊を除隊する。その後、ただ一人生き残った長井頼子(薬師丸ひろ子)を引き取り、福島県羽代市という地方都市で保険外交員として普通の生活を送るが、羽代市は大場一成(三國連太郎)が牛耳る暗黒街だった。というわけで、味沢と頼子、新聞記者の越智美佐子(中野良子)以外はほとんど悪者なのだが、あらためて見直すと、日本を代表する豪華俳優陣がゾロゾロ出ていたんだなぁ。戦車やヘリコプターが登場する戦闘シーンはアメリカで撮影されたそうで、これは相当な制作費がかかっただろう。

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