ノウイング
地球は常に脅威にさらされている。小惑星や彗星の衝突、大規模な太陽フレアの発生、近傍での超新星爆発、ガンマ線バーストの発生、ブラックホールの通過、などなど。こうした宇宙規模の脅威に対し、人類はほとんど無力だ。ただし、こんなことが起きるのは人間のタイムスケールで見ればとてもまれなことなので、そんなに心配することではない。ニコラス・ケイジ主演の映画「ノウイング」は、人類がこのような危機に直面する物語だ。マサチューセッツ工科大学(MIT)の宇宙物理学者ジョン・ケストラー(ケイジ)の1人息子ケイレブが通う小学校では、50年前の創立記念日に埋めたタイムカプセルを掘り起こす行事が行われていた。しかし、ケイレブに渡ったのは、数字が羅列された謎の手紙だった。好奇心からその手紙を調べ始めたジョンは、これが実際に起きた大事件・大事故を予言したものであることに気づく。そしてその最後には、全人類の運命を予言する数字が書かれていた。アーサー・C・クラークの古典的名作「幼年期の終わり」と同じような結末と言えば、わかる人にはわかるだろう。いや〜、実におもしろかった!
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