国立科学博物館③
国立科学博物館に展示されている20㎝屈折望遠鏡は、1931年、わが国で初めて作られた本格的な天体望遠鏡だ。いまは地球館地下3階に展示されているが、2005年までは屋上の天文ドームで活躍していた。メーカーは日本光学、現在のニコンで、1917年設立の同社の初期の製品だ。ニコンはその後公共施設を中心に大型望遠鏡を製造、一時はアマチュア向けの小型望遠鏡も販売していたが、現在はアマチュア市場からは撤退してしまった。昨年あたりからは経営難も噂されていて、天文ファンとしてはちょっと心配だが、どうなんだろうか。ニコンは天体観測向きの双眼鏡も製造しているが、先日、60万円以上という思い切った高価格のWXシリーズを発表した。これはいくらなんでも手が出ないが、果たしてこの意欲が吉と出るのか凶と出るのか。
« SHERLOCK4−2 The Lying Detective | トップページ | SHERLOCK4−3 The Final Problem »
「天体写真、天文学、科学」カテゴリの記事
- 二十四節気・小満(2022.05.19)
- 春の星団星雲銀河⑮(電視観望)(2022.05.18)
- 春の星団星雲銀河⑭(電視観望)(2022.05.17)
- 春の星団星雲銀河⑬(電視観望)(2022.05.16)
- 春の星団星雲銀河⑫(電視観望)(2022.05.15)
« SHERLOCK4−2 The Lying Detective | トップページ | SHERLOCK4−3 The Final Problem »
コメント