エリジウム
マット・デイモン主演の映画「エリジウム」は、ジョディ・フォスターが初めて悪役を演じた映画でもあるそうだ。2154年、世界は一握りの富裕層が住むスペースコロニー「エリジウム」と、大多数の人類が住む荒廃しきった地球とに二分化されていた。前科者のマックス(デイモン)は、ドロイド工場でまじめに働いていたが、事故で多量の放射線を浴び、余命5日と宣告されてしまう。助かるには、エリジウムに侵入し、医療ポッドで治療するしかない。しかし、エリジウムでは、冷酷非情なデラコート防衛庁長官(フォスター)が、ある野望を抱いて地球市民を監視していた。カール・セーガン原作の映画「コンタクト」で天文学者を演じたフォスターとウィリアム・フィクナーが、本作では極悪コンビを組んでいるのがちょっとおもしろい。フォスターの悪役ぶりもなかなか堂に入った演技だ。
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