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我孫子市日秀(ひびり)にある将門神社の近くには、将門の井戸という井戸の跡がある。いまはもう水もかれているが、明治の末頃まではこんこんと水がわき出ていたという。言い伝えでは、この井戸は将門が開き、軍用に供したものだという。現代では水道が完備しているため、あまりピンとこないが、昔は生活にも農業にもいかに水源を確保するかが死活問題だった。将門の時代、坂東(いまの関東地方)には大きな湖沼がたくさんあったので、これらも活用して農地を開発したのだろうが、21世紀になったいまでも鬼怒川の大水害が起きるくらいだから、当時の治水事業も大変だったろう。
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