春の星空①
3月になると、オリオン座など冬の星座は大きく西に傾き、春の星座が南の空に昇ってくる。しかし、春の星座はちょっと地味で、いまいちスター不在だ。実は、春の星空は銀河系の外がよく見えるので、銀河ファンには大人気なのだが、大きな望遠鏡がないと見えないのだ。そんな中で目立つのは、星座の形がわかりやすいしし座だろうか。ししの前足部分には1等星レグルスが輝いている。その東にあるかに座には、肉眼でもボーっと見えるプレセペ星団がある。しし座の西にもボーっと見える星座があるが、これはかみのけ座だ。ここには1000個以上の銀河を含むかみのけ座銀河団がある。また、かみのけ座銀河団のちょっと南には、2500個の銀河を含むおとめ座銀河団がある。
2013年4月29日撮影 キャノンEOS60Da+シグマ対角線魚眼レンズ15㎜、露出181秒
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