アサヒペンタックスSP
ぼくが最初に手にしたカメラは1973年発売のアサヒペンタックスSPFだったが、その後1964年発売のアサヒペンタックスSPも入手し、2台体制となった。ほとんど天体写真しか撮影しなかったので、TTL測光のSPでも開放測光のSPFでも大差なく、どっちかというとSPを多用したと思う。SPは大衆機としてベストセラーとなり、長きにわたって中古市場でも人気があった。レンズは広角から望遠まで中古でコツコツと買い集めたが、いまいち気に入ったレンズにはめぐり会わなかった。まあフィルム時代は露出時間が長かったので、レンズの収差やらピントやらフィルムの平面性やらいろんな問題が出やすかったんだろう。いつの時代も何かしら面倒なことがあるが、フィルム時代は、バッテリーをまったく気にする必要がないというのがよかった。このSPもデジカメ移行とともに泣く泣く廃棄処分となった。
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