キャノンIXY DIGITAL L
21世紀到来とともに、デジタル化の波はコンパクトカメラ(コンデジ)の分野でも急激に進展する。キャノンIXY DIGITALシリーズは、フィルムカメラでは不可能だったコンパクト化に成功し、日常的に持ち運ぶのがまったく苦にならないカメラだった。ぼくが買ったのは2003年発売のIXY DIGITAL Lで、光学ズームなしという割り切ったモデルだ。それまでもツーリングの際はカメラを持って行ったが、フィルム時代はあまり撮りまくるというわけにもいかなかった。IXY DIGITAL Lはフィルム代もかからず、ポケットにも入るサイズなので、気軽に撮影できるモデルだった。しかも、動画まで撮影できるという、いまでは当たり前だが、当時としては驚くべきコンデジだった。しかし、デジカメ進化のスピードはおそろしく速い。悲しいかな、IXY DIGITAL Lもあっという間に置き去りにされてしまった。
« ナインスゲート | トップページ | ファム・ファタール »
「天体写真、天文学、科学」カテゴリの記事
- 中秋の名月(2024.09.13)
- 土星が衝(2024.09.05)
- 二十四節気・白露(2024.09.04)
- タカハシホームページ(2024.08.30)
- 2024年9月の星空(2024.08.27)
コメント