八幡の藪知らず
市川市には平将門伝説が残っている地域があるが、JR本八幡駅の近く、市川市役所前にある八幡の藪知らず、別名「不知八幡森(しらずやわたのもり)」もその一つだ。ここは昔から入ってはならない、一度入ったら出てこられない、入れば必ず祟りがあるなどとして恐れられていたようで、その理由についてはいくつかの説がある。そのうち将門に関連するものは、将門の従兄弟 平貞盛がこの地に八門遁甲の陣を敷き、死門の一角を残したとか、将門の家臣6人がこの地で泥人形になったとかいうものだそうだ。まあ千年以上も昔の話なので、何が真実なのかはもはやわからないだろう。貞盛は桓武平氏の嫡流で、子孫は伊勢平氏として清盛を輩出、「平氏にあらずんば人にあらず」と言われるほどの栄華を極めることになる。
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