井の頭池遺跡群 御殿山遺跡
武蔵野市と三鷹市にまたがる井の頭恩賜公園は、神田川の水源である井の頭池が中心にあり、旧石器時代から人が行き交っていたようだ。縄文時代に入り気候が温暖になったことから、人類の定住が始まったようで、9000年前の住居跡も見つかっている。その後も源経基や源頼朝、新田義貞、北条泰家らがこの地の弁財天がらみで登場するが、江戸時代には将軍の鷹狩りの地になったという。井の頭池を見下ろす高台は御殿山と呼ばれているが、これは、徳川家光が鷹狩りに来た際、休息するための御殿がつくられたことからそう名付けられたそうだ。その御殿山からは、発掘調査によって竪穴住居跡や多くの遺物が発見されている。古代から人が集まる名所は、現代も多くの人が憩いを求める場所となっている。
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